
■ ある患者さんの物語
先日、30代半ばの女性が私のクリニックを訪れました。
彼女はSNSで見かけた「輪郭3点」のビフォーアフターに心を奪われ、美容外科の予約までしていたそうです。
「先生、この写真のように小顔になりたいんです」
その熱意とキラキラした瞳…私は思わず、「でも、そのあと笑った顔はどんなイメージ?」と聞いてしまいました。
一瞬、彼女はポカンと固まりました。
「笑顔…?考えたこともなかったです」
ここからが、この物語の始まりです。
■ 治療ゴールの違い
顎変形症や輪郭の治療は、美容外科・形成外科・口腔外科・矯正歯科…いろんな専門分野で扱っています。
違いは何か?――それは「ゴールの設定」です。
たとえば、美容外科で人気の「輪郭3点」。
これは骨格を削ったり整えたりして、小顔効果を目指す治療。
写真を撮ると、すました横顔や真正面の顔が、驚くほど整います。
インスタで見るような、誰も笑っていないビフォーアフター写真。そう、あれは「おすまし顔」のための治療なのです。
そうなんです。
そのゴールには含まれないものがあります。
笑った時の歯と唇のバランス、前歯のスマイルライン、噛み合わせ、そして何より動く顔の美しさ。
治療前、笑顔も歯並びもキレイ、かみ合わせも良好だったら、輪郭3点の選択、良いと思います。
■ 「おすまし顔」だけじゃもったいない
人の印象は、静止画では決まりません。
笑う、泣く、驚く、怒る――表情は常に動いています。
本当に魅力的な笑顔の人は、目も頬も口元も全部が笑っています。
「顔全体で笑う」って、見ているこちらまで嬉しくなりますよね。
逆に、どんなに鼻筋が通っていても、輪郭が整っていても、笑顔がぎこちなかったら…台無しです。
(例えるなら、高級ケーキの上にコンビニのロウソクを立てちゃったような感じです。もったいない!)
■ 矯正歯科の得意技
我々矯正歯科医は、目や鼻を直接いじることはできません。
でも、笑ったときの前歯の見え方、並び方、唇の動き、歯と唇・肌色との調和、表情筋の使い方までデザインできます。
いわば「動く美人顔」の職人です。
中には欲張りな方もいます。
「顔立ちも、笑顔も、歯並びも整えて、さらに鼻も目も…」
そんな方のためには、私たちは信頼できる形成外科医とチームを組み、総合的にプロデュースします。
■ 未来の笑顔を想像してみて
ちょっと鏡を見てみましょう。
・今の笑顔、自分で好きだと思えますか?
・人前で大きく笑えますか?
・「おすまし顔」だけじゃなく、動いても魅力的ですか?
治療を選ぶ前に、自分の未来の姿を想像してみてください。
静止画の美しさか、それとも動く瞬間の輝きか――
その両方を叶える方法が、確かにあります。
おすまし顔も、笑顔も、両方素敵に。
笑った瞬間に、その人らしい魅力が溢れ出す。
そんな笑顔は、人の心を動かし、時には人生まで変えます。
次に鏡を見るとき、その笑顔がもっと好きになれるように。
■ 「モテスマイル」治療という選択
私たちが提案するのは、歯並び・噛み合わせを整えることはもちろん、
笑顔そのものをデザインする次世代矯正治療――「モテスマイル」。
GoSmileは、あなたの夢を叶えるための最善の計画を立案します。